若いときは個性って
“これが個性だ”、“これが無くなったら自分じゃなくなる”
ってすがりがちになっちゃうけど、
歳を重ねて、プロデュースするようになって、
ホントは自分の個性を殺してでも、相手の望むようにしたいのに、どうしても自分のニオイが出てしまう。
そういうものが、個性なんじゃないかと思います。
守るものじゃなくて、どうしても出てしまうものが個性だと。
個性って本来そういう無意識のところにあるから、無意識を意識的に磨いていかなきゃいけない。
それを意識して暮らすのが1つの個性に繋がる。
個性を見つけるってことは、誰かに教えられるものじゃなくて、いっぱい痛い思いをして失敗して見つけるもので、
それを大人になって、
“俺、こんなにたくさん失敗したんだ”って後で話せる人が個性的な人って言われるんだと思います。
そういう角度から個性を磨いて、たくさん成功して、失敗して、笑われて、笑って生きていってほしいです。
출처 : School of Lock 2013.8.5